電気の解約で東京電力に「いらっ」としたけど「業務の流れ」が大事なんだと分かったこと
現在絶賛引っ越し手続き中でございます。やり残した作業で忘れがちなのが、電気ガス水道の解約。意外とめんどくさいんですよね。
解約手続きをしようと東京電力に電話したのです
当然のことながら、解約にコールセンターのリソースを入れるわけもなく、10分以上待たされる始末。
覚悟はしてましたけどね、でも、あまり気分の良いものでは無い。
そんな時に保留応答のメッセージに「電気の解約に関しては『でんき家計簿』をご利用くださいませ、インターネットでできます」というのが流れてきた。
そりゃそうだよね、ネットの時代だもの
ということで電話をガチャ切りして(まだこの件を根に持ってるのか?w)早速MacBook Proを開き、検索ですよ。
最近は電話でいいことがあまりないものですから、ネットでできるならそれを早く言ってよ、という感じでした。
検索したキーワードはもちろん「でんき家計簿」
そりゃそうですよね、でんき家計簿ってので解約できるって思ったんですよ。
ユーザー登録して、申し込み。
いや、よく読んだらよかったんですけどね・・・
めんどくさい手続きを済ませ、メールを見てみると、こんなことが書いてあるんですよ。
お申し込みいただきました電気のご使用量等のデータは、ご契約内容の確認手続き完了後
からご覧いただけます。
(現在はデータをご覧いただけません。)
ご契約内容の確認手続き完了まで今しばらくお待ちください。
はぁ?
ということで全然違うサービスを申し込んでいたってのが判明。
実は、「でんき家計簿」と「電気引っ越し」っていう2つのサービスがあって、解約するのであれば、引っ越しの方を案内すればいいのに、でんき家計簿からやれ、とフリーダイヤルでは案内をしているわけです。
で、東京電力のサイトに行ってみたら、こうなってました。
解約の電話で「引っ越し連絡帳」を案内しとけや!
と言いたくなる私の気持ち、わかっていただけますでしょうか?
まぁ、「調べてないお前が悪いんじゃ」というご指摘もごもっともですが、解約の電話で案内したのが「ご自宅の電気料金をウェブでチェックできます」ってサービスってのはいったいどういうことなんでしょね?と思いませんか?
大企業でもこのレベルなんですよ
この事件(僕にとっては、ですけど)でわかったことがあります。
大企業でもこの程度のレベルってことです。
ユーザーの動線をきちんと読めてない、そして導線を引けてないってことなんですよね。
ネットビジネスなんて特に重要で、ユーザーはどういう問い合わせをどこでして、そこからどういう動きをしているか。
ということをしっかり考えていかないと、僕のような怒りのやり場の無い人間を量産してしまう。
んで「成約しませんねぇ」というご相談をいただくことになるんですね。
最終的には引っ越しの方も会員登録させられまして、二重で会員登録した上で解約の手続き終了。
と思ったら今日メールがまた届いていまして。
この度は「でんき家計簿」へお申し込みいただき、ありがとうございます。
お申し込み手続きが完了しましたので、お知らせいたします。
サービスのご利用開始に必要な認証コードを記載したお知らせを郵送いたします。
認証コードがお手元に届くまで通常、1週間程度かかります。
認証コードは、「電気ご使用量のお知らせ(検針票)」のお届け先に郵送いたします。
お手元に届きましたら、お知らせに記載された手順で認証コードをご入力ください。
いやいや、1週間以内に退去するんですけど、私。
各サービスがリンクしてないってのも大企業の特徴ではありますが、ここまでとは。